この記事を書いた人

NPO法人マナビエル 代表理事、社会教育士、ワークショップデザイナー。ことばで自分を伝える力を向上のためのワーク教材や授業デザインを担当。

ジャーナルワーク2.0へ

ことばで自分を伝える

文章や伝え方のその前に…アウトプットからはじめよう

誰かに「自分」を伝えたいとき、

あなたはその文章において何を重要と考えますか?

正しさ?

わかりやすさ?

表現の豊かさ?

思いや熱量?

かっこよさ?

どれも大事ですね。


マナビエルでは、言葉や文章の表現の中でも

「自分を伝える」力の支援を柱としています。

私たちの文章表現のためのワーク教材では、

導入に思考のアウトプットをする過程を踏みます。

まずは、頭の中にあるものをすべて出す作業です。

自分の中の無意識を意識化し、

視野を広げ可能性を探る目的はもちろん、

自分を分析したり、意味づけしたり、

自分のことを俯瞰して見る効果があります。


欧米では、幼いころから

学校生活やランゲージアーツ(※)の授業の中で行われる

「ジャーナル」を通して

そのような学習機会を積み重ねます。


日本の学校生活ではそれがないわけではなく、

たとえば1分間スピーチを経験した人も多いと思いますが、

「ことばで自分を伝える」という意味も大きいはずです。


しかし、1分間スピーチとジャーナルの違いは、

積み重ねていくかどうか。

ジャーナルは、ことばにしたものが手元に蓄積されていきます。

自分のネタ帳、というイメージです。


今年、私たちマナビエルは、

これまで文章表現の過程の中で行っていたジャーナルワークを、

ジャーナルワーク2.0としてバージョンアップさせました。


現在、絶賛作業中。

トライアルして確かめたり改良したりしています。

来春からは、とある学校でも導入の予定。

学校でも個人でも、学べる場を作っていきます。


(※)ランゲージアーツとは?

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