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探究活動における言語化の支援

ワークショップ

今年で4年目!福山市立鞆の浦学園5年生の地域探究授業
「子ども主体の地域診断プロジェクト」。

マナビエルが、インタビュー活動の言語化支援を担当しています。

鞆の浦は、瀬戸内海に面した、歴史的景観が保たれた情緒ある港町。
穏やかで美しく、観光客も多く訪れます。

一方で、鞆のまちは人口減少と高齢化が進んでいます。
高齢化率は約47.2%(2021年時点、福山市の鞆地区)。

狭い路地やでこぼこした石畳や坂道、少ない公共交通機関などが
住民の生活を難しくしています。 

それは、医療や介護の問題にもつながります。

そこで、子どもたちと一緒に鞆の地域診断に乗り出したのは
地元福山の家庭医である平岩千尋医師。

_この地域ならではの健康とは?

子どもたちと考え、動き出す
3日間のプロジェクトの発起人です。

そこに、理学療法士・公認心理師である
佐々木将人さんがワークショップの基盤を担当。

この正解も不正解もない問いに対して、
弊団体の志田が、子どもたちの理解と
言語化を促す支援を担当しました。

この取組は、子どもが学ぶのではなく
子どもも大人も共に対話し考える生きた学びの場です。

同時に、地域診断に必要な
情報収集と現状理解にもなります。

この町ならではでありながら、
他の地域にも共通する問題解決にも
つながると感じています。

健やかで素直な鞆の子どもたちと一緒に
考え、話し合い、行動するなかで、
私たちもたくさん学ぶことができました。

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