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バンパーはぶつけるもの?!

くらす

バンパーはぶつけるもの?!

 
皆さん、こんにちは。

マナビエル海外支部、
オレゴン州ポートランド在住の真美です。
  

今回は渡米した当初、
かれこれ15年以上前の話ですが
当時「びっくり!!」した出来事の
一つをご紹介します。

その日は、
あるカフェの外のテーブルで
夫とランチを食べていました。

人気のカフェで
お店の前にも縦列駐車の車が沢山。
(違法ではない)  

食事をし終えたある
カップルが車に乗り、
発車しようとしたものの
前後の車がぴったりついていて
間違いなく出れない状態でした。

どうするのかなぁ、
と様子を見ていると。。。  

なんと!

少し前進、
そして少しバック。

そう!
自分の車で
前後の車をググッと押し、
スペースを確保。

しかも
後ろにあった車には
今ついたであろう傷もある!  

私が証言しなきゃ・・・?


既に私は目撃者として
証言しなきゃと
車のナンバーも即座に覚え、
のんびりランチを食べている夫に

 「ちょっと!今の見たでしょ!
 私、ナンバーも覚えたから
証言できるよ!」  
と鼻息荒く言ったのですが

相変わらず、
ゆったりまったりの夫。  

それもそのはず。
欧米での概念、
バンパーはぶつけるものだから。
(ぶつけてもいいものだから。)  

イメージです


エーッ!
日本じゃ
あの傷は事故扱いで修理対象。

大騒ぎになることだってあるのに〜 
びっくり!!
軽いショックを受けたほどでした。笑  


でも、確かに
 ”bumperとは、
衝撃や振動を和らげる、 
車を押し退ける緩衝装置のこと。” 
と辞書には書いてある!

所変われば品変わる。

文化のギャップに鍛えられる


アメリカ生活一年目の
衝撃を受けた出来事でしたが
当時はこれが可愛らしい部類で
その後、数々の
「エーーッ!!」
を経験するとは露知らず。笑

こうして異文化、習慣、マナー、
自分の価値観とのギャップ、
多様な物事の捉え方を
日常生活の中で鍛えられ、
日に日に逞しく成長するのでした。

そういえば
駐在していたトルコで
我が家の車もゴツンとぶつけられ

「プロブレム ヨク!」
 (問題ないね!)

と、笑顔で立ち去られたことを
今思い出しました。

それはこっちのセリフだろう!と
強めにツッコミつつも、

まぁ、バンパーだからいっか🎵と
開き直っている自分が確かにそこに
いました。

そう。
今となっては
私にとって
バンパーはぶつけてもいいもの。

※とは言っても、
高級車に限り
これは通用しませんので
ご注意を〜


マナビエルコミュニティ担当 
川俣真美

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