この記事を書いた人

NPO法人マナビエル 代表理事、ワークショップデザイナー。自己表現やキャリア形成のための文章表現力向上をサポートしている。

続・毎日ぺこぱ!!

あらわす

毎日ぺこぱ!!


毎日ぺこぱ!!のつづきです。


ぺこぱ感は、
実は私たちマナビエルに
深いつながりが…
というのは大げさですが。

「あ!これマナビエル!」と
思ったのです。

ぺこぱ感、つまり
【ツッコマナイ】=【否定しない】
は、マナビエル設立前からの
モットーとも言えます。

そうとも言える!

うんうん、いいね!

という声掛けが日常な私たちの活動。

それからは、
「ここはぺこぱ感で。」
「ぺこぱ感出てる~!」
となるくらい、
メンバーに馴染んでいます。

ぺこぱ感で作文を書ける!?


たとえば、代表的なのは作文。
子どもから大人まで、
特に苦手意識が高い分野です。


そう、その作文で、
ぺこぱ感が欠かせないんです!

それがいいよ!
それもあるね!
違うって面白いね。
もっと教えて!

そんなふうに
ぺこぱ感あふれる聞き役として、
普段私たちは
子どもたちの自己表現する力を
受け止めながら伸ばしています。

頑張れ!って応援するよりも、
その調子!って応援する感じです。

これは
子どもの作文だけでなく、
小論文やブログなど
様々な文章表現にも
共通して効果があります。


なぜ、ぺこぱ感が
自己表現に効果があるかというと

ぺこぱ感には
苦手意識を一瞬で吹き飛ばす
力があるからです。


作文に苦手意識を感じる
一番の原因として、
『表現することに自信がない』
ことが挙げられます。

よく、
子どもの作文について、

「うちの子は語彙力がない。」
「要点がまとめられない。」
「表現力がない。」

などのお悩みを伺いますが、
実はその前に
大切なことを見落としています。

文章表現に
苦手意識のある子どもたちは、
そもそも、
表現に対する成功体験がないために
自信が持てないのです。


ぺこぱ感が学びを救う?


自信のなさは、
文章に苦手意識を持つ
大人にも言えることです。

算数とか、道徳とか、
どの学びにも共通して
原因になっているかもしれません。

自信のないものは、面白くない。
自信が持てると、面白くなってくる。

だから
ぺこぱ感こそ、
自信を育て、学びを救う!と
私たちは真剣に考えています。

それが証拠に、
マナビエルのワークショップや
空色ことば教室の子どもたちは、
ぺこぱ感に触れると
みるみる伝える力を発揮します。


ぺこぱを初めて見たとき、
「え!?」と思った
私たちの表情と同じように、

ぺこぱ感で受け入れられた
こどもたちの表情が
「え!?」
「こんな話でいいの?」
「これも書いていいの?」
と、きらりと輝く瞬間があります。

書くことがないのではなく、
何を書いたらいいかわからないだけ
なんですね。

ほかの学びもそう、
答えがなんなのかだけでなく、
その過程での考え方を否定されずに
いろいろと試せることが
学びに興味を持たせるのです。

みんな、ぺこぱ感でいこう


もしも、
お子さんの作文で悩むお母さんがいたら、
ぜひぺこぱ感いっぱいで
話を聞いてあげてみてください。

その子らしい、
とても面白い視点と
表現力を持っていることが
わかりますよ。

それだけでなく、
ぺこぱ側だって楽しい!

もし
どうやってぺこぱ感を出したらいいの?
と困ったときは、
マナビエルのワークショップや
空色ことばの体験教室に
遊びに来てください。

どんなぺこぱ感?って
見に来てくださいね。


私たちマナビエルは、
それぞれの自己肯定感を大切に、
表現する自信を育て
持っている力を伸ばす団体です。

マナビエル代表理事 志田千帆

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